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院長のつぶやき

寒暖差アレルギー&食べ合わせのお話

こんにちは!愛知県蒲郡市の整体院、アートボディワークです。

・寒暖差アレルギー

花粉症の時期でもないのに、なぜかくしゃみや鼻水が止まらなくなる。こんな症状が出た方は、寒暖差アレルギーかもしれません。ちなみに寒暖差アレルギーというのは通称で、医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれるもの。なぜ気温差が大きいと鼻炎のような症状が出るのでしょうか。私達の身体には自律神経(交感神経と副交感神経)がありますが、気温差が大きいと自律神経が乱れ、血管の拡張と収縮の調整が上手くいかなくなります。それが鼻の粘膜の血管で起こると、くしゃみや鼻水の原因になるのです。

寒暖差アレルギーが起こりやすくなる目安は7度以上が1つの基準。尚、通称で寒暖差アレルギーとは言うものの実際にアレルゲンがあるわけではないので、治療薬はありません。症状が酷い場合には、鼻の炎症を抑えるステロイド点鼻薬などで対処療法することになります。

基本は、身体が感じる気温差を調整することで予防しましょう。寒い屋外に出る時は温かい衣服を羽織り、特に首まわりや手首・足首はマフラーや手袋や靴下でしっかりガードしてください。またマスクも、外気が鼻や喉に直接触れるのを防いでくれるので有効です。

 

・食べ合わせ

私達が日々食べているものには定番の組み合わせがありますよね。

例えば、とんかつにキャベツ、お寿司にガリ、焼き魚に大根おろしなど。「食べ合わせ」とも言いますが、こうした食材の組み合わせは単に美味しいからだけでなく、実はちゃんと理由があるってご存知ですか。揚げ物と合わせることが多いキャベツは、食物繊維で油の吸収を抑え、キャベジン(ビタミンU)が胃の粘膜を守ります。

お寿司に添えられるガリは、殺菌効果で生魚による食中毒を予防しつつ、魚を食べた後の生臭さを消してくれます。焼き魚に添えられる大根おろしは、魚の脂っこさや生臭さを軽減してくれます。日本で主に焼き魚にするのは青魚で、青魚はEPAやDHAなど栄養豊富であるかわりに脂も多め。そうした脂っぽさを軽減しつつ、大根に多く含まれるアミラーゼなどの消化酵素で消化も助けてくれます。

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