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院長のつぶやき

インフルエンザの型

こんにちは!愛知県蒲郡市の整体院、アートボディワークです。

去年の終わりから今年の春先にかけてインフルエンザが近年まれにみる大流行を起こしました。「インフルエンザ」と言ってもいくつかの型があります。人間に感染するものは大きくA型B型C型の3種類に分けられ、そこに細かく枝分かれした亜種がたくさんあるイメージ。

A型はとにかく感染力が強いのが特徴で、世界的パンデミックや日本で冬に大流行する原因になる型です。他の型に比べても熱をふくめ全身症状が強く重症化しやすいのと、ウイルスがどんどん変異するのが特徴。2つ目のB型は人にしか感染しないのが最大の特徴と言えるでしょう。感染力は比較的強めなものの症状はA型に比べれば激しくありません。ただし長引きやすいのと胃腸系の症状が出ることが多いです。最後のC型は一度かかると抗体ができて再感染しないのが最大の特徴。そのため患者の殆どが子供で、再感染が起きないことから感染者の総数が増えず流行は起こりません。

こうした特徴から、インフルエンザワクチンもA型とB型に対応するように設計されています。今シーズンはコロナ禍があけて初の流行で、コロナの2~3年間に流行がなかったことで抗体を持たない大人が増えたのが原因とされています。流行のピークは例年3月あたりまでですが、特にB型は流行時期が遅く4月以降まで続く可能性があるので、もう少し感染予防に気を付けてくださいね。

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