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「口内炎」「あせも」「夏の素足対策」のお話
こんにちは!愛知県蒲郡市の整体院、アートボディワークです。
〇口内炎
体調や栄養状態などで年中発生することがある口内炎。そして夏は口内炎が増えやすいシーズンでもあります。口内炎とは、その名前の通り「口の中や周辺の粘膜にできる炎症」を指す総称のこと。多くの場合、頬や唇の内側や舌にできることが多く、食事がしみたり痛みを伴ったりするでしょう。そしてこの口内炎、原因は色々ありますが主なものが栄養バランスの乱れ、睡眠不足や疲労やストレス、細菌やウィルスの感染です。これだけ原因があるため年中発生するわけですが、夏に多くなりやすい理由も分かります。
まず夏は紫外線が強く日焼けしますが、そこから回復するのにビタミンCを多く消費します。そして汗をかくと一緒にミネラル類も排出される為、夏の体はミネラル不足になりやすいのです。更に、暑さで食欲がないと素麺などの麺類、つまり糖質が中心の食事になりがち。糖質の代謝にはビタミンBが使われるので、糖質中心の食事になってしまうとビタミンBが不足しやすくなるのです。よく「口内炎にはビタミンB」と言われるように、栄養バランスの乱れの中でもビタミンBの不足は口内炎発生に大きく影響します。そして暑さで寝苦しいため寝不足になり、慢性的な寝不足によって体には疲労が蓄積。暑くなると雑菌の繁殖も活発になるため、細菌感染による口内炎発生リスクも高くなります。このように色んな要素が噛みあうことで夏は口内炎が発生しやすくなるのでしょう。
ではどのように防ぐのか…といえば、原因となる要素を出来るだけ減らすこと。尚、主な原因が、栄養バランスの乱れ、睡眠不足、疲労の蓄積などですから、それらを1つ1つ改善していけばおのずと体調が全体的に良くなると思いますよ。
〇あせも
夏の肌トラブルの1つに「あせも」があります。あせもと聞くと子供を思い浮かべますが、大人でも夏にはよくあるトラブル。あせもは正式には「汗疹(かんしん)」と言います。大量に汗をかいた時に、汗にふくまれる塩分や埃が汗管(汗の通り道)の出口を塞いでしまうことで起きる炎症。尚、あせもの原因は汗に含まれる汚れや成分が汗の出口を塞ぐことなので、対策はある意味シンプルです。汗の成分が汗管を塞がないようにすればいいだけなので、次の4つを意識してください。
まずは、エアコンの効いた涼しい環境で、なるべく汗をかかないようにすること。2つ目として、汗を抑える制汗スプレーを活用するのも一つの方法です。そして3つ目は、汗をかいた時にはできるだけ早くシャワーやシートなどで拭いて肌を清潔に保ち、服も着替えること。4つ目は、吸湿性、通気性、速乾性にすぐれた服を着て、汗で肌が湿る状態を避けること。これは特に大人など、日中そう簡単に着替えが出来ない人にオススメのポイントです。
〇夏の素足対策
暑くなるとサンダルを履く機会が多くなります。スニーカーの場合でも、靴下が暑いので素足で…という方もいらっしゃいますよね。 なにかと素足になる機会が増える夏ですが、風通しがよさそうに見えて素足だからこそ臭いケアが必要。冬のブーツが臭いやすいのは、中で足が蒸れて湿度が上がる事で雑菌が発生するのが原因。それは、実は夏も変わりありません。素足は風通しがよいですが、一方で汗を吸い込む靴下がないため、汗がそのまま足に残って雑菌を繁殖させて臭いが発生します。それを防ぐためには、まず雑菌の繁殖しにくい足にすることが大切。
具体的には、足や足指をできるだけ清潔に保つこと。足の爪も切りそろえて清潔にしてください。特に雑菌が繁殖しやすいのが角質で、素足だと余計に角質が剥がれやすいこともあるので、出来るだけ角質ケアするといいでしょう。角質はサンダルを履いた足の見た目にも影響するので、夏の足の重要ケア。そしてサンダルそのものも、履いた後に洗ったりアルコール等で拭き掃除したりするのがオススメ。そして最後は、靴を履く時に足の蒸れと臭いを予防するフットパウダーを塗ると万全です。