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院長のつぶやき

「口呼吸の弊害」「クエン酸」「服と紫外線」のお話

こんにちは!愛知県蒲郡市の整体院、アートボディワークです。

〇口呼吸の弊害

今回は口呼吸の弊害や影響についてお話します。人間の鼻は鼻毛などがフィルターになり、空気が通過するのに一定の抵抗が生じます。そこにマスクが追加されると抵抗が強まり、鼻呼吸だと息苦しく感じる人がいるのです。無意識に楽な方を選択するため、口呼吸ぎみになった人も少なくありません。しかし口呼吸には様々なデメリットがあります。まず、口の中が乾燥して唾液が不足します。唾液には食べかすや細菌を洗い流し口内を清潔にする役割があるため、不足すると歯周病や口臭の原因に。また鼻のようなフィルターがないためウィルスが体内に入りやすく、感染症にもかかりやすくなります。更に、歯並びにも影響があります。口が開いていると外側に押される力が強くなるため、前歯が出たり歯並びが乱れたりしてしまうのです。酷い場合は噛み合わせの乱れで顔つきも変わってしまうので、特にお子さんの場合は注意してください。鼻炎などの鼻詰まりが原因の方は、まず耳鼻科で根本的に治療してください。そうでない場合は、唇が開かないようにとめる唇テープやマウスピースなどもあるので自分に合った方法を選んでみてくださいね。

 

〇クエン酸のお話

疲労回復成分にも色々ありますが、一般的なものの1つが「クエン酸」。クエン酸は梅干しや酢、レモンなどの柑橘類に含まれる酸味成分。有名なのが疲労回復と「キレート作用」です。クエン酸は体内の疲労物質である乳酸を分解して濃度を下げてくれるので、疲労回復につながります。また新陳代謝を促進し、血行も改善してくれることから体全体の回復力も上がります。また2つ目の「キレート作用」とは、カルシウムやマグネシウムなどの不溶性ミネラル類を、体に吸収しやすく変えてくれる働き。骨粗しょう症対策にも有効です。ちなみに、クエン酸の1日の摂取量目安は10~15グラム。

ただし大量に摂取しても体内に留めておけない性質のため、1日に3~4回に分けて摂って下さい。運動前に飲むと疲れにくく回復も早いですし、寝る前に飲むと翌日すっきり目覚められるのでオススメです。

 

服と紫外線のお話

夏になると注意する人も多い紫外線と日焼け。しかし実際には紫外線は春頃から急激に増え始め、5月にもなると真夏の8割もの量が降り注ぎます。とはいえ、日焼け止めはともかく真夏でもないのに日傘を持ち歩くのは面倒…という方もいるでしょう。そんな時は服で最大限の紫外線対策することをオススメします。日焼けを防ぎたければ、なるべく服で覆う範囲が広い方がいいのは基本。ギリギリまで長袖や七分袖の服を着ておきましょう。そのためにはリネンやコットンなど汗をよく吸い肌触りがサラッとしている服がオススメ。そして色は、濃い色ほど紫外線を通しません。しかし服の紫外線透過率は色だけでなく、生地の厚みや目の詰まりによっても変わるもの。厚い生地や目の詰まった生地なら白でも紫外線を防いでくれます。そのかわり黒は熱を吸収して熱いので、色んな色を使い分けられるといいですね。UVカット服は楽に対策できる点でオススメです。

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