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「深呼吸」と「梅干し」「減塩」のお話
こんにちは!愛知県蒲郡市の整体院、アートボディワークです。
〇深呼吸のお話
深呼吸すると気持ちが落ち着いてリラックスできますよね。私達の体は昼間やストレスがかかる状況では交感神経が優位になって緊張しています。しかし深呼吸は、その逆の副交感神経を刺激してくれます。つまり、体がリラックスした状態に近づくということ。その為、血圧や心拍数を下げることにもつながります。ただ、深呼吸といっても、ただ大きく息を吸って吐けばいいわけではありません。自律神経を整える意味での深呼吸は「腹式呼吸」であること。横隔膜を広げ、お腹を膨らませることが大切です。背筋を伸ばして息を吐ききった状態からスタート。鼻からゆっくり息を吸います。この時、お腹を5cmくらい膨らませるイメージで、肺いっぱいに吸い込んで下さい。そして今度は口から吸った時の2倍くらい時間をかけるイメージでゆっくり吐き出します。
慣れないと吐き出す時に最初の方だけ勢いがよくなりがちですが、頑張って最初から最後まで同じペースでゆっくり吐きましょう。これを5~10回くらいやってみて下さい。体勢は背筋さえまっすぐであれば、立っていても座っていても仰向けに横になっていても構いません。ですから時間があれば簡単にやることができます。
〇梅干しのお話
日本ならではの食べ物の1つ、梅干し。そんな梅干しも年間消費量が2002年に1世帯1053グラムだったのをピークに、2021年には658グラムと約4割減りました。しかし、このまま梅干し離れを放置するには惜しいほど梅干しは様々な健康効果が期待できます。まず1つ目が疲労回復。梅干しにはクエン酸とリンゴ酸が豊富に含まれており、疲労物質である乳酸の分解を促してくれます。さらに、梅干しを加熱すると梅干しの糖とクエン酸が反応して「ムメフラール」という成分になります。この成分は血流を改善するので、動脈硬化の予防や冷え性予防効果も。この他にも整腸作用や食中毒予防などメリットは様々。ただこれらの効果は、昔ながらの製法で作られた、添加物のないしょっぱく酸っぱい梅干しに一番期待できます。塩分を考えれば1日1粒が限度ですが、できるだけシンプルな梅干しがおすすめです。
〇減塩のお話
日本人が意識した方がいいことが「減塩」。日本人の1日の平均的な塩分摂取量は男性が11グラムで女性が9.3グラム。アメリカ9グラム、イギリス8グラム、オーストラリア6.2グラム等と比べても多くなっています。お米を主食とするアジア圏は塩分が多くなりがちですが、厚生労働省が定める目標値の男性8グラム、女性7グラムを目指すなら相当減塩に励まなければなりません。しかし減塩の最大の問題は、味に満足感がないことです。そこでオススメされる工夫が、だしを強くすること。だしをしっかり取ることで、味に深みと満足感が出るからです。それでも味が弱いという場合は、スパイスと酸味の追加がオススメ。スパイスを加えると香りや辛みで風味がアップするので味にパンチが生まれます。お手軽なのがカレー粉。簡単にスパイスの恩恵を得られます。酸味も塩気を引き立たせてくれますし、米酢・りんご酢・レモン・バルサミコ酢など色んな料理に合わせられますよ。