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院長のつぶやき

身体測定の日

今月28日は「身体測定の日」です。

厚生労働省によると、2012年の日本人20代男性の平均身長が約171cm、女性は約158cmとあり、1950年の平均がそれぞれ161cmと150cmなので、わずか60年で8〜10cmも身長が伸びました。

これは栄養状態や生活習慣の変化が大きな理由ですが、そうなると時代をさかのぼる程に平均身長が低くなるの?…と言えば、答えはNO。

縄文時代からの長い歴史において、日本人の平均身長が最も低いのが江戸時代と言われています。

縄文時代は男性158cm/女性149cm、その後の弥生から古墳時代になると男性163cm/女性152cmと伸びますが、その後は低下し江戸時代の男性155cm/女性143cmで底を打ちます。

これは動物性タンパクの少なさが原因とされていて、狩猟を主とした縄文時代の方がタンパク質量が多かったということなのでしょう。

今では欧米人並のスタイルの人も多くなってきましたが、日本人の体格は今後どう変化するか楽しみですね。

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