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院長のつぶやき
O脚を治そう!
日本人にとって足の綺麗さというと「細くて長い」ことが評価されますが、日本以外の国では「真っ直ぐであること」が何よりも大切な美脚の条件になります。
どんなに細くて長くても、O脚やX脚ではあまり美しいとされません。
しかし日本人のO脚の割合は非常に多く、なんと8〜9割にも上るとか。
患者さまの中にもこのO脚でお悩みの方がかなりの割合でいらっしゃいます。
まず最初に、O脚の定義をおさらいしておきましょう。
両足をぴたりとくっつけた時に、くるぶし・ふくらはぎ・膝・太もも全てがくっつかない場合はO脚となります。
結構きびしい基準ですね。
この基準なら確かに8〜9割の人がO脚だというのも納得です。
皆さんもご自分の足を鏡でチェックしてみてください。
ではなぜこんなにも日本人にO脚が多いのか。
その原因は、私達日本人にとっては今でも、正座はしなくても床に直接座ることはとても身近なことで、そんな時につい胡坐や横座りをしてしまうこと。
または、椅子に座っても足を組んだりしませんか。
こうした日々の積み重ねで骨盤が傾き、膝頭を外側に引っ張ることでO脚になってしまいます。
また、運動不足によって内転筋が弱くなるのもO脚の原因になります。
ただしO脚も悪化すると痛みや歩行障害につながることがあるので、できるだけ早く改善させるのがオススメですよ。
O脚の原因は色々ありますが、中でも今回は内転筋の強化トレーニングをご紹介しておきましょう。
①横向きに寝て、下になる手の肘を立てて状態を起こします。
②上の足は膝を立て、下の足は伸ばしたまま天井に向けて引き上げて5秒キープする(×5回)。
③体の下になる向きを変えて左右の足でやってみください。