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院長のつぶやき

お天気痛 2 自律神経失調症

お天気痛の続きです。

「自律神経」が、天気痛をはじめ、気象病にも関与しています。

交感神経と副交感神経からなる自律神経のうち、痛みと関連が強いのは 「体のテンションを上げる」交感神経の方です。

足に痛みを感じやすい弱点つきのラットを使った研究で、天候が変わる程度の範囲の変化では、気圧は低いと、また温度は下がると、そして湿度は高いと、交感神経の作用で痛みを感じやすくなることが証明されました。

 

しかし寒いけれど湿度も低い冬は、リウマチの症状はむしろ軽くなる方も多いことから、特に痛みに関しては、温度に較べて気圧と湿度の影響力が大きいようです。

 

寒いと交感神経が優勢になることはよく知られています。

(保健体育や理科の授業で聞いたことがある方もいると思います)

でも、気圧が下がると副交感神経が優勢になるとされていました。

一見、矛盾するのでは?と考えられます。

 

あなたの周りに身体に不調を抱える方がいましたら、ひとりで悩んでいないで、是非、当院へご相談ください。

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