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院長のつぶやき
「側頭筋」意識してみませんか?
今日のテーマは「側頭筋」。
頭の横側(側頭部)にある筋肉で、実は密かにこっている部分です。
そして 側頭筋のコリは顔のほうれい線やたるみ、頭のハチを大きくしてしまうなどの影響が出るのですから放っておけません。
顔にはたくさん筋肉がありますが、中でも側頭筋は頬の筋肉や顎を引き上げる役目を担っています。
側頭筋がほぐれていれば頬の筋肉を引き上げて支えられますが、凝って硬くなると上手に引き上げられなくなってしまうのです。
それが「たるみ」であり、ほうれい線を作る元になるんですね。
更に、側頭筋が凝ると固くなった筋肉に引っ張られるように頭のハチが張り、頭(顔)が大きく見えてしまいます。
ではなぜ側頭筋は凝るのでしょう。
原因は「目の使い過ぎ」と「顎の使い過ぎ」の2つです。
顎の使い過ぎとは、歯ぎしりや食いしばり、ハードに咀嚼するなどの顎を酷使する行為のこと。
側頭筋は咀嚼を行う咬筋(咀嚼筋)と密接に関係しているため、奥歯を噛みしめる頻度が高いと必然的に側頭筋も凝っていきます。
目の使い過ぎはお仕事の方も多いでしょうから仕方がありませんが、顎に関しては是非意識してください。
では、凝った側頭筋のほぐし方をご紹介します。
1番簡単なのが、側頭筋の場所を両手を軽く広げた状態でグッと押さえ、そのままうなずくだけ。
うなずくことで自然と頭皮を動かすことができ、押さえる位置を少しずつ変えていけば側頭部全体をマッサージできます。
側頭筋のコリ解消は、顔のたるみやほうれい線予防だけでなく、頭痛予防や肩や首のコリ改善にもつながりますので、意識してみてくださいね。