トピックス

トレーニング

「傷害」と「障害」

いつもアートブログを見ていただき、ありがとうございます!

スポーツやダンスなどにおけるケガはその発生メカニズムから「傷害」と「障害」に分類することが出来ます。

「傷害」とは、外力により、突発的に生じるケガの事で、例えばサッカーでスライディングタックルを受けて転んだ時に脚を痛めた…とか、
野球でデッドボールが当たった…とか、
バレーボールでジャンプした後、バランスを崩して着地時に足首を捻った…など、大きな力が急激に働き起こる、急性的なケガです。

それに対し、「障害」とは慢性的に繰り返されるストレスによって生じるものです。

例えば、ピッチャーが休みなく毎日投げ込んでいたら、だんだん肘が痛くなってきた…とか、
毎朝ジョギングを続けていたら膝が痛くなってきた…などです。

特定の筋肉や腱に一定の負荷がかかった状態で同じ動作を繰り返す事により、疲労が蓄積され、体の組織が一時的に弱くなります。
これが長期間に渡って繰り返される事で痛みなどの症状が徐々に出てくるのが「障害」です。

アートボディワークの施術で効果が大きく期待出来るのは、後者の「障害」です。

慢性的に疲労した筋肉や癒着して柔軟性が損なわれた筋膜、同じく筋膜や腱と癒着し、硬くなってしまった関節包などを調整する事により、痛みの改善だけでなく、運動パフォーマンスアップが大いに期待出来ます。

慢性的な疲労の蓄積はなかなか自覚出来ないものです。
気付いた時にはかなり状態は悪化している場合が多いです。

私はこう考えます。

例えば、部屋の掃除に置き換えて考えると、しっかり掃除した後、翌日は特に掃除しなくてもあまり昨日の掃除した直後と変わらない様に感じます。
しかし、目に見えない(気にならない)程度の1日分のチリやホコリが実はしっかり溜まります。

1週間もすれば、そこそこホコリも溜まってきます。
1カ月経てば、もう掃除するのもチョット大変な状態になってきます。

人間の体もおなじで、使いっぱなしで放置しておくと、体の中に「疲労」というホコリがどんどん溜まっていき、やがて部屋が散らかっていくように、体も調子を崩していきます。

アートボディワークでは、痛みや不調が出てから治す…では無く、自分の体を常に良い状態に保つ為に、体のメンテナンスをお勧めいたしています!

受けて頂ければ判りますが、本来の動きや体の柔軟性が戻るのが体感してもらえる自信が私にはあります!

お体でお悩みの方は一度アートボディワークに来てみませんか?

あなたが納得するまでじっくり話し合い、あなたと一緒にあなたの身体に本気で真剣に向かい合います!!

ページトップへ