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院長のつぶやき
がん検診にいこう!
2月4日は世界対がんデー。
ガンへの意識向上と予防促進を目的に定められた世界的な記念日です。
厚労省が2018年に発表した統計によれば日本人の死因第1位はガンで、割合は27.4%。
2位の心疾患の約15%と比べると約2倍の割合です。
ところで、「先進国でガン患者が増え続けているのは日本だけ」というフレーズを聞いたことがありますか。
これは確かに事実ですが、原因として大きいのが高齢化。
ガンの大きな危険因子の1つが老化なので、高齢者が増えればそれだけガン患者は増えていきます。
つまり日本のガン治療が他国に比べて必ずしも劣っているわけではありません。
ただし日本が他の先進国に比べて圧倒的に遅れている部分があります。
それが検診率の低さ。
特に乳がんと子宮頸がんの検診率の低さは深刻で、アメリカやイギリスが8割程度検診を受けているのに対し、日本は4割で主要国の中では最低水準です。
是非この機会にがん検診を検討してみてはいかがでしょうか。