| 冷えは怖い |
冷えるライフスタイルを見直そう
ここまで冷えの危険性について詳しく述べてきましたが、そもそも、どうして私たちはそんなにも冷えているのでしょうか?
その答えは「現代人のライフスタイル」にあると考えられます。
まずはエアコンの存在。
一昔前は一家に一台程度だったエアコンも、今ではだいぶ安く買えるようになって一部屋に一台という家庭も珍しくありません。
「夏は暑いもの」というのは昔の話で、今は家でも職場でも店屋でも電車でもエアコンが効いていて寒いぐらいです。
このように夏に冷房で身体を冷やして汗をかく機会が減ると、体温調節機能が狂ってしまいます。
体温調節がうまくできなくて熱い場所にいると体温が37度になり、寒い場所では34度になるという方がいますが、これでは身体の中は大混乱です。
いったん体温調節機能が狂ってしまうと、冷房の部屋にいることで体温はどんどん下がってしまいます。
では、冬にエアコンで暖めることには問題がないのかというと、そうとばかりもいえません。
部屋が暖かいと冬でも冷たいものを平気で飲食する人が多いのです。
真冬でもお父さんはビールで晩酌し、子どもたちはアイスクリームを食べる・・・これが現代の家庭の光景です。
また、入浴習慣にも問題があります。
夏だけでなく冬でも湯船につかることなくシャワーだけですませる人が増えてきていますが(当院にもたくさんいらっしゃいます!)、これでは身体は温まることなくかえって冷えてしまいます。
職場の都合でエアコンを避けることが難しいなら、せめて家では湯船につかってよく温まることが大切です。
さらに、ストレスも冷えの原因となります。
ストレスで交感神経が緊張すると、ノルアドレナリンやアドレナリンといったホルモンが分泌され、それが血管を収縮させて血行を悪くするため身体が冷えるのです。
エアコン、冷たい飲み物、シャワー入浴、ストレス…これら現代人に特有のマイナス要因を少しでも減らし、足りない部分を足湯や半身浴といったプラス要因で補うことで、冷えは必ず克服することができます。





