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ダイエットトレーニング

筋肉痛の仕組み

運動やいつもとは違う体の使い方をした時、後から現れるのが筋肉痛です。筋肉痛は、筋肉への負荷によって筋繊維が傷つき、その傷を修復するために炎症が起きて痛み成分が発生して起きるもの。よく「年をとると筋肉痛が出るのが遅くなる」と言われますが、これは実際には筋肉周辺にある毛細血管の量によって違いが出ているだけです。

というのも筋繊維そのものには痛みを感じる神経がなく、炎症で生まれた痛み成分が毛細血管を通じて筋膜に到達して初めて痛みを感じます。普段からよく運動している人は、筋肉周辺の毛細血管が多いため早めに痛みを自覚するわけですね。年をとると体を動かさない人が増えるため、「年をとると筋肉痛が遅くなる」ように感じるのでしょう。

ちなみに、筋肉痛が出ている間は、筋肉が修復と成長をしている時間なので、無理はせず安静にすることが大切。この期間は筋力アップや筋肉を大きくするために欠かせない期間で、ここで無理に運動すると筋肉がうまく成長しません。なお、早く痛みをとるには、運動直後で筋肉が熱を持っている時は冷やし、それ以降は温めて筋肉の回復を促すのがおすすめです。ぬるめのお風呂にゆっくりつかるのがおススメです。

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